7月22日 長野県 木曽町 2012 水無神社例大祭 きそふくしま花火大会 晴れ


 いや〜、本当に暑い!仕事も忙しくて疲れもピークに達していた今日この頃。花火大会には行きたいけど、混むようなところに行く元気はもはや残ってなかった。休みはあっても週一、省エネに協力したいところなんだけど、クーラーをガンガン効かせてビール片手に横になる・・・・、後日はチケットを押さえている大会もあるし・・・・、と超不健康な生活を送ろうと思っていた矢先に、私の仲間から一本の連絡が、「避暑地に良さげな花火がありますよ」と。
 こ、これは・・・・、日にち固定で普段は見に行けそうにもないし、何と言っても避暑地に温泉、それに田村さんの花火とくれば、顔もにやけてしまう(笑)、という訳で、出かけることにしました。
 石川県からいかにも遠そうなイメージしかなかった伊那,木曽地域なのですが、安房トンネルを使ってショートカットすると、意外と近い事が判明。長野県の南の方面なのに、いつも行っている長野市方面より近かった。もちろん、オール下道にはなってしまうのですが・・・。

 道中、突然のゲリラ豪雨に遭い、花火は大丈夫かなと心配しつつ、山道をひたすら走る。現地に着いた頃にはすっかり晴れていた。観光協会でプログラムをゲット、そのあと、楽しみにしていた温泉に入りに行く。しかし、金沢との気温差は歴然!場所によっては寒いくらいだ。

 さて、肝心の花火大会の方ですが、この花火大会は水無神社のお祭りの一環として行われ、たくさんの地元企業や個人協賛で成り立っている。花火打ち上げは、町の外れにある関山公園が山の中腹にあり、花火を見る会場というものはない。いわば、町全体が花火会場という訳で、町のどの場所でも花火を見ることが出来る。アナウンスも町内放送で、どこにいても聞くことが出来る。
 と言っても、撮影となると場所が限られている。町中は電線が張り巡らされていたり、建物が障害になったりと、色々と周っていたが、向い側の小高い住宅地に良さげな場所を発見し、合図花火で位置関係などの把握し、撮影場所を決めた。打ち上げ地点から約600メートルくらいか?最大7号、見るにはこれ以上は離れたくないギリギリの距離。

 花火は、定刻の7時半にスタート。最初は3号〜7号のメッセージ花火から始まり、各協賛の花火がアナウンスと共に淡々と打ち上がる。花火打ち上げ付近には、電車が通っており、通過する際は花火打ち上げは一旦休憩となる。
 内容も非常にオーソドックス。それは田村さんらしい、控え目に、だけど瑞々しく透き通った発色、あれ!?こんなに割り強かったっけ?とも思ったけど、遠くから見ると、そこからしか分からない事も確かにある。スターマインも、以前茅野で見た花火そのもの、八方咲系、先銀乱、錦先物・・・、シンプルにその花火を見せていく構成が多かった。
 途中風が停滞して、撮影は出来なかったけど、銀羽の郡蝶などは、初めて見た。

 ワイド打ちや、音楽花火など、最近の流行なるもの派手な演出はない。けど、その土地,場所に似合う花火という観点で考えれば、そんなものいらないですね。そういうのを期待するとガッカリするだろうけど、良い花火をしみじみと感じたいというのであれば、かなりのおすすめです!







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