8月 3日 富山県射水市 第44回 富山新港新湊まつり 晴れ


 富山でも、抜群のロケーションを語る新湊まつりの花火大会。海王丸ライトアップとの写真は、絵になることこの上なく、気に入る写真が撮れてないこともあり、今年は撮ったるぞ!という気持ちで2年越しの観覧と相成りました。
 狙うはもちろん特選10号玉で、以前観覧したときは、それは全国でも名立たる煙火店の花火が打ち上がっており、今回もそれを一番の楽しみとしていた。また、スターマインなんかも創意工夫が見られ、予算など制約の多いだろうと思う中で、とても頑張って演出していたのが、前回観覧した時の感想である。

 この日も夕方4時頃には到着。いつも仲良くしている花火愛好家の方と待ち合わせして、花火開始まで時間を過ごす。場所はいくつも候補を上げて取って置き、あとは打ち上げ台船がどこに着くか?それ待ちだった。
 そのうち、打ち上げ台船が引っ張られてくるのだが、今年は海王丸パーク横に、新しく道路を架ける工事が行われており、そのためいつもより沖に停泊していた。位置を確認したあと、場所を決めたのである。ポスターの写真などを見てか?打ち上げ台船の位置を確認しないで三脚を構えていた人が大勢いたけど、いったいどうしたんだろうね?花火が打ち上がった時は、さぞかしビックリした事に違いない(笑)

 定刻のPM8時、周りの水銀灯は消され、花火大会は開始された。焦点は、序盤の10号玉5連発にセットしておき、打ち上がる花火をじっくりと観覧する訳である。最近の物価高、フィルムを無駄に消費することも出来ませんのでね(^^;)
 よし、最初の10号5連発の時間だ!1発目・・・アチャー!2発目・・・銀冠(デケー)3〜5発目・・・アチャチャー(泣)。このあと、尺玉10連発というプログラムが2つも控えており、単発プログラムを含めると30発強くらいの尺玉は上がっているはずだが、これと言ったものは・・・・。特に、輸入系の大玉はご勘弁願いたいところだった。その中で唯一、銀冠の素性だけは特質に良くて、割りっぱなしではあるけど、安定していてとても良い花火であった。結局、特選10号玉と言われていたプログラムは、消えていたのであった。

 5号キャラクター花火では、ドラネコ,ピンクの子猫,ヒヨコ,かざぐるま・・・など、ここは秋田県産の花火で盛り上げていた。

 水中打ち出し花火、いつもより沖に台船が停泊したため、例年より手前での開花であるが、5号クラスまで入り、すっかりこの花火大会の定番となっている。観客の受けも良い。

 スターマインやレギュラー単発花火はどうだったか?「銀色の世界 トロピカルシャワー」では、花火の素性も良く、最後は7号クラスまで入り、とても良かったと思うが、あとはちょっと頂けない。単発(焼き金方式の早打ち)では、永遠に同じ花火の繰り返しだし、スターマインにもその花火を使ってくる。何の脈略もなく、適当に打ち上げている感じ。それに、最近流行の小型煙火の使い方もパッとしない。尺玉まで上がる台船に、小型煙火だけの演出というのはどうだろう?前回観覧した時のような、創意工夫が見られなくてとても残念だった。

 以上の結果から、前回観覧した時より、退化してしまっているように感じてしまった。花火内容は残念だったけど、ここの主催者さんの対応はとても良かった。水銀灯の消灯も行い、かつ、様々な問い合わせにも、丁寧に答えてくれた。アットホームな感じで、とても気持ちがこもっていた。





今回満足のベストショットです!


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